
バイナリー(binary) = 2つの、2進
オプション(option) = 選択
上記の和訳からも分かるとおり、バイナリーオプションとは2つから選択する、二者択一という意味です。
ではFXの場合、どのような二者から選択するのでしょうか?
それは、「上」か「下」かです。
例えば米ドル/円の場合は、円高になるか、円安になるのかを予想します。
その予想が当たれば、払い戻し。外れれば掛け金は戻ってきません。
HIGH and LOWに近いですね。
ただ、どの条件で「上」か「下」かを選択するかは業者によって様々です。
同じバイナリーオプションであっても業者によって条件が異なるので、バイナリーオプションをやる場合は、それぞれの違いを把握した上で自分にあった条件の業者で取引をするといいでしょう。
バイナリーオプションは最近始まった新しい金融商品ですので、バイナリーオプションを扱っている業者は比較的すくないです。
また、FXだけではなく、日経255や金相場でもバイナリーオプションは利用されています。
BO(バイナリーオプション)戦略1 マーチンゲール法

古くからギャンブルで利用されている戦略にマーチンゲール法というものがあります。
マーチンゲール法は払い戻しが2倍のときに成り立つ戦略です。
2倍以下の場合損をしてしまう場合があるので気をつけてください。
例えば、円高予想を1000円購入したとします。
予想が当たればそのままでよいですが、負けた場合、次に倍の2000円を購入します。
この2000円の予想が当たれば、払い戻しは4000円。
2000円購入して払い戻しが4000円ですから、利益は2000円です。
このうち、1度目で損をした1000円を差し引いてもプラス1000円になるのです。
1000 ⇒ 2000 ⇒ 4000 ⇒ n・・・
と、どんなに続いても、最終的に勝つことができれば1000円分の利益がでます。
最初に購入した金額が勝ったときの利益となります。
ただ、気をつけなければならないのは、段々と購入金額が大きくなることです。
何回も連続して負けた場合は、最初の購入金額は少ないのに、損失はその何倍にもなってしまうのです。
5連敗、10連敗しないという保障はどこにもありません。
ですので、マーチンゲール法でバイナリーオプションをやる場合、購入する回数を事前に決めておくことをお勧めします。
私の場合は3回まで、と決めています。
最初の購入が1000円であれば、3回負けて7000円です。
7000円ならまだ取り返しがつきますが、どんどんと回数が増えると数万円単位で損をすることも考えられます。
FXもバイナリーオプションも同じですが、リスク管理が大切です。
BO(バイナリーオプション)戦略2 逆張り・確率論

例えば、クリック証券のバイナリーオプションでは10分後の為替の上下を予想します。
10分後の予想をするのですから、この場合は10分足のチャートを見ます。
これが1分後を予想するバイナリーオプションであれば、1分足のチャートを見てください。
逆張りをする場合、レンジ相場の上と下を狙うのが一番良いのですが、そもそもレンジ相場の場合レンジの範囲を判断することが非常に難しいです。
それが分かればFXでも勝てますが、それができる人はなかなかいません。
ですから、レンジ相場などを予想して逆張りするのではなく、もっと単純に考えます。
確率論です。
例えば、連続して陽線が出た場合、次に陰線になる確率がどの地点で高くなるかを考えます。
私の経験上、そしてバックテストをした結果、3回連続で陽線が出た場合、次に陰線がでる確率が非常に高くなります。
3回連続で陰線の場合は、その逆です。
ですが、当然100%逆の足が出るというわけではありません。月に何度かは10回連続で同じ方向の足が出ることもあります。
さらに、これとマーチンゲール法を組み合わせると、かなり勝率がアップします!
しかし、繰り返しになりますが、10回連続で同じ方向の足が出ることもあるので、マーチンゲール法と組み合わせるのであれば、マーチンゲール法の回数を限定的にする必要があります。
私自身、逆張りとマーチンゲール法を合わせて勝率がかなり高くなっていましたが、同じ方向に相場が動き、マーチンゲール法の回数を増やしてしまい、今まで勝っていた分のほとんどを失ってしまったこともあります。
なので私は、マーチンゲール法を利用するときは3回まで、と決めています。