
FXの世界では、テクニカル分析をよく使います。
むしろ、テクニカルを使わないFXなど考えられません。
今では、数多くのテクニカルが存在しているのですが、その中の「基本中の基本」とも言える、「ローソク足」の読み方を勉強してみましょう。
ローソク足は日本人が開発
「ローソクに似ているからローソク足」という、何とも単純な理由で命名されたこのテクニカルは、日本人が開発したものです。
江戸時代に本間宗久さんという方が、大阪堂島の米取引をする際に使用されていました。

ローソクの見方は「本体」に当たる部分を「実体」と呼んでおり、ローソクの「軸」に当たる部分を「ひげ」と呼んでいます。
実態には2種類の色があり、「赤と青」の場合が多いですね。
赤なら「上昇」、青なら「下降」であることが一般的です。
また、実態から伸びる「ひげ」にも注目しておきましょう。
「ひげ」は、上下のどちらかに伸びるのですが、上に伸びた場合は、「一時的にそこまで上昇しましたよ」のサインであり、下に伸びた場合は、「一時的にそこまで下落しましたよ」のサインです。
ローソク足はFXトレーダーの心の声
このローソク足1本でFX参加者の心情心理がまとまっています。
値上がりしそうだから買いでポジションを持つ、値下がりすると思うから売りで入る、それとも損切りラインに引っかかって決済される。
そんな時間足ごとに起きた出来事を視覚的に見る事が出来るのがローソク足です。
では、どのようにローソク足にはどんなドラマがまとまっているのか、早速解説していきます。
ローソク足のまとめ

言葉だけで説明すると少し分かりにくいと思いますが、実際にチャートで見てみるとすぐに慣れると思います。
ぜひデモトレード等で実際のローソク足を表示して、「ふむふむ。こうやって読むのか…」を理解しておきましょう!