
FX用語集【か】

介入(市場介入)
各国の中央銀行が行き過ぎた為替相場の変動に対して、為替を安定させるために行う通貨売買のこと。
買い増し
利益を増やすために、さらに買いポジションを増やすこと。
買い戻し
売りポジションを決済するために買い付けること。
カウンターパーティー(Counterparty)
取引を行うための相手(インターバンク取引の場合は銀行)のこと。
カバー取引(Cover deal)
FX取引会社が委託者などに対して行う為替取引などの為替変動によるリスク回避を目的として、委託された注文と同じ注文を金融機関を相手方として行う取引のこと。
ガラ【ナイアガラ】
大幅に下落すること。暴落。
チャートがナイアガラの滝のように下に向かって伸びることから呼称されている。
動詞で「ガラる」「ガラった」、別名で「フリーフォール」「落ちるナイフ」ともいう。
FX用語集【き】

キウイ
ニュージーランドドルの通称のこと。
オーストラリアドルは「コアラ」と呼ばれている。
機関投資家
銀行、生命保険会社、証券会社、年金基金、ヘッジファンドなど、個人や企業などから預かった資金を資産運用する企業投資家のこと。
基軸通貨
各国が取引通貨として使用する決済通貨や外貨準備として広く用いられている通貨のこと。
現在では米ドルが基軸通貨とされている。
逆指値注文
指定した価格以上で買ったり、その価格以下で売ったりする注文方法。
予想に反して相場が大きく動き損が拡大することを防ぐために、リスク回避として損を最小限に抑えるために利用されることが多い。
「ストップロス」または「ストップロス注文」。
逆張り
相場の流れとは逆にポジションを持つこと。
例えば、相場が上昇傾向にあればその流れとは逆に下降すると予想し、売りポジションを持つことをいう。
流れに沿ってポジションを持つことを「順張り」という。
キャピタルゲイン(Capital gain)
購入価格(投資価格)よりも売却価格が高いことによる売買益のこと。
その損失のことを「キャピタルロス」という。
キャピタルロス(Capital loss)
購入価格(投資価格)よりも売却価格が低いことによる売買損失のこと。
その利益のことを「キャピタルゲイン」という。
協調介入
行き過ぎた為替相場の変動に対して為替を安定させるために、各国の中央銀行が協調、連携し行う通貨売買のこと。
協調介入の場合は為替レートの誘導目標を公開する場合が多い。
FX用語集【く】

口先介入
政府や中央銀行の要人などが、為替相場に影響を与える目的で為替相場に対する感想や意見などを発言する行為のこと。
クロス円
米ドル以外の通貨との対円為替レートのこと(例:ユーロ/円、ポンド/円など)。
米ドルとの組み合わせを「ドルストレート」という(例:ユーロ/ドル、ポンド/ドルなど)。
クロス取引
米ドルを介さない為替取引のこと(例:ユーロ/円、ポンド/スイスフランなど)。
FX用語集【け】

経済指標
GDPや失業率、雇用統計、政策金利など、各国政府や民間機関が発表する経済の成長や安定性についての指標のこと。
経済指標の発表で相場が大きく動くことが多い。
FX用語集【こ】

コアラ
オーストラリアドルの通称のこと。
ニュージーランドドルは「キウイ」と呼ばれている。
5・10日要因(ごとうびよういん)
一般的に「5」「10」の区切りがつく日に決済日になることが多く、基軸通貨である米ドルで決済を行うため米ドルが不足し、そのためドル買い需要が多くなること。
ゴールデンクロス(Golden cross)
2本の移動平均線を使用する際のテクニカル分析用語。
移動平均線の短期線が長期線を上へ突き抜けること。
一般的に買いサインとされている。
下に突き抜けることを「デッドクロス」という。