
投資の方法は、様々あり、長期的なものをスワップトレードといい、中期的なものをスイングトレードといい、短期的なものをデイトレードと言います。
短期的なデイトレードよりも、さらに短い期間というか短い時間で行う投資方法をスキャルピングと言います。
スキャルピングというのは、数秒〜数分ぐらいの短い時間に僅かな利幅を狙い取引を繰り返す投資スタイルのことです。
スキャルピングのメリット

このスキャルピングの取引時間など、はっきりとした定義というのはないのですが、デイトレードのさらに短期的な投資スタイルだと認識してもよいでしょう。
デイトレードでも、パソコンで常にリアルタイムの為替をチェックする必要があるのですが、スキャルピングの場合は、数分単位の取引になりますから、当然パソコンの画面に張り付いていなければなりません。
稼ぎやすいけど難しい手法

このスキャルピングという投資スタイルというのは、非常に特殊な投資スタイルとも言えるので、中長期の投資と比べてみても特に難しい投資スタイルということが言われています。
先ほどからスキャルピングと言っていますが、このスキャルピングの意味はどういう意味なのでしょうか?
スキャルピングと言われるようになったのは、薄く剥ぐように利益を出して稼ぐというところからこのように呼ばれるようになったのです。
スキャルピングの手法

では薄く剥ぐように利益を出していく投資スタイルのスキャルピングの手法とはどのようなものなのでしょう。
実際にスキャルピングを行ってみるとわかると思うのですが、ほんの数pipsを抜くことで、利益を出し続けていくというのは、簡単そうで非常に難しいことなのです。
ですが、単発で2〜3pipsを抜くのは、手数料が0円になり、スプレッドも縮小競争の激しい今では、そんなに難しいことではありませんが、このスキャルピングという投資スタイルで一番陥りやすいパターンというのが損大利小なのです。
コツコツと2〜3pipsを積み上げて、10pipsの利益を積み上げても、少し勢いよく逆行してしまうとせっかくコツコツと積み上げてきた10pipsの利益がすぐになくなってしまうのです。
これが、何度も繰り返してしまえば、利益を出すといことは非常に難しいことですよね。
上記のことを避けながらスキャルピングで稼ぐためには、徹底した損切りが非常に大切になるのです。
損切りは絶対してね!
個人で利幅をどのくらいに取っているかにもよるのですが、仮に3〜5pipsぐらい逆行してしまったら、迷わずすぐに損切りをするような自分の中での損小のルールが必要なんですよね。
スキャルピングという投資スタイルは、短期的な値動きを捉えることのできる相場観と投資の豊富な経験が非常に不可欠であると言えます。
経験を積むことでスキャルピングで稼ぐことも可能になってきます。
ぜひチャレンジしてみてください。