
FX関連のニュースを見ていると、「レジスタンスがどうのこうの…」「サポートを下回ってどうのこうの…」なんて言葉をよく目にすると思います。
では、具体的にレジスタンスやサポートとは、どのような意味を持っている言葉なのでしょうか?
レジスタンスラインとは?

レジスタンスとは、「上値の限界点」だと考えてください。
今の相場の流れや過去のデータからして、「これより高値になったらスゴイことですよ!」と、簡単に説明するとこんな感じです。
つまり、レジスタンスを超えて価格が上昇すれば、「それまでの慣例を超えて上昇したので、本格的な上昇トレンドだ!」と言えるんですね。
レジスタンスラインの使い方

レジスタンスラインの引き方は直近の複数の高値を線で引くだけです。
このレジスタンスラインで、何度か跳ね返って押さえつけられる事もかなり多いです。
しかし、この線を抜けたら上昇トレンドに変わる目安になります。
レジスタンスラインを抜けた後のトレンドですが、これが大きな流れになるので上手くトレンドに乗ることを意識してエントリーしましょう。
非常に多くのトレーダーが、このレジスタンスラインを意識していますので動きを予測しておきましょう。
過去のチャートなどで実際にレジスタンスラインを引いて予習をしておくのも良いでしょう。
サポートラインとは?

一方、「サポート」とは、レジスタンスの反対語だと考えてください。
つまり、「下値の限界点」のことなんですよ。
したがって、実際の価格がサポートラインを下回れば、「おおっ!慣例を超えて価格が下落した!こりゃあ、本格的な下降トレンドだな…」ということになるのです。
カタカナで言われると難しそうな言葉ですが、その正体は「上下の限界点」という、実に簡単な意味を持った言葉なんですね。
サポートラインの使い方

サポートラインの使い方は、レジスタンスラインの逆です。
画像はレジスタンスラインとサポートラインの間で跳ね返り続けている、いわゆる「チャネルライン」というものになります。
右側にある緑の縦線までは、どちらに動くか解らない状況です。
そして、一度サポートラインを割って戻り売りで、大きなトレンド転換に乗るという手法です。
この、「戻り売り」またはその逆の「押し目買い」というのがFXの基本であり、鉄板パターンになりますので必ず覚えておいてくださいね。