
世界3大通貨といえば、「米ドル」「ユーロ」「日本円」この3つですね。
他にもイギリスの「ポンド」やカナダの「カナダドル」、オーストラリアの「豪ドル」も人気の通貨でしょう。
そんな中で、スイスの通貨「フラン」は、どちらかと言えば「マイナー通貨」と言えるでしょう。
スイスと金(GOLD)の関係

ところが、国内外のFX業者では必ず、スイスフランを用意しています。
またアメリカの経済紙などを見ても、必ず「米ドル/フラン」の動向が記載されています。
なぜ、マイナー通貨であるにもかかわらず、それほどまでに「クローズアップ」されているのでしょうか?
その秘密は「金価格」の動向にあります。
スイスは、もともと金の一大産出国であり、今でも世界第4位の産出量を誇っています。
どのFX業者もスイスフランを扱う理由
したがって、フランと金価格には密接な関係があり、フランが下落すると金価格も下落し、フランが上昇すると金価格も上昇する傾向にあるんですよ。
いかがですか?スイスフランと金は、昔から関係の深い「兄弟」のようなものなのです。
なので、どのFX業者でもフランを扱っており、マイナー通貨であるにもかかわらず、これほどまでに注目される通貨として君臨しているんですね。
夕方5時は気をつけて!ユーロがググッと動く

為替が大きく動くタイミングはたくさんありますが、1つは「市場がオープンした直後」ですね。
しかし、小さな市場のオープンでは意味がありません。
大きな市場がオープンした時こそ、「最も気を付けるべきポイント」と言えるのです。
ユーロ円の取引が大人気
最近では「ユーロ円」で取引する人も多いですね。
リーマンショック以降、米ドルの金利も低いですし、動きやすいユーロ円の方がお得である場面が多いのです。
ユーロと言えば、「ロンドン市場」や「フランクフルト市場」などを主戦場としています。
つまり、これらの市場がオープンした直後こそ、ユーロ円が「ググッ!」と動くタイミングなのです。
そのタイミングは、サマータイムによって異なりますが、「日本時間の夕方5時」をキーワードにしておきましょう。
EU関連の指標にも警戒を
私も主にユーロ円で取引をしているのですが、この時間帯はパソコンの前に張り付いています。
また、同時刻にEU関連の指標が発表されることが多いため、4時30分にはパソコンこの前に座っておきましょう。
そして、指標発表がある時は、その予想値も見ながらポジションを建てる準備をしてください。